ブルガリアン・ヴォイス
2022.05.17
高校生のときに通っていた美術研究所で、ブルガリアン・ヴォイスという音楽を初めて聴きました。
この音楽を聴いて絵を描くという課題を出されたのです。
わたしはそのとき初めて聴く声・音に、ただただ感動して、自分の血肉が震えている感覚に気づいて、青い血液のような平地からどんどん生まれる胞子のようなものを描いたことを覚えています。
聴いたことがない方にはぜひ聴いてほしい!
どの宗教にも当てはまるような、何とも表現のしようがないほど美しく神秘的な音楽です。
今回のウラマドンナ展で一緒に出展させていただくミニキャンバス画は、地平線のようで、水鏡のようで、胞子のようでー
わたしの中では視覚ではなく、聴覚や嗅覚で捉えるイメージなので、そういう意味合いでは自由。
天地を変えてもいい作品となっています。
しっかりとバーニッシュ加工しているので、平面にしてトレイにして頂いても大丈夫です。