制作の中休みに
2017.11.12
テーブルサイズの個展まで残すところ1ヶ月となりました。
来てくださった方に楽しんでいただきたくて、あまり写真も載せられなくなってきましたが、仕事と制作の往復で過ごしていた日々に、少しだけ風を通すつもりで出かけてきたので、ブログを更新。
神戸から電車でほど近い、大阪の中崎町と、中津。
神戸にもディープな町はいくつかあるけれど、震災もあり、古い町並みはそう残っていません。
けれどこの大阪の、特に中崎町と中津は、わたしの思い描く下町情緒が溢れていて、なんともいえずノスタルジックでワクワクする街なのです。
この日は、中崎町からてくてくと歩いて、アマント(Salon de AManTo 天人)というカフェに入りました。
雑然とした改装がちょうどいい感じです。
そして絶妙な光と影も合わさって、なんともフォトジェニックで心地のいい空間でした。
いろんな会話が生まれ、弾む、そういう空間。
手の届きそうな理想というのは、会話に夢を運んでくれる気がします。
わたしの座っていた後ろを振り返ると、こんな風景がありました。
このお店は、中崎町の素敵なプロジェクトの一環のようです。
そして夜は、去年からずっと行きたいねと言っていた中津にある大衆酒場『いこい食堂』さんに、ようやく行ってきました。
この大きな出汁巻き卵の写真で、伝わるかな~。
巻いてもいないし、野菜がいろいろと入っていて、下にはマヨネーズをかけた千切りキャベツ。
紅ショウガなんて、出汁巻き卵をお箸で切ったら、下から出で来たのです。
ほんのりゴマ油風味で、なんとも良い卵焼きでした。
他には、どて焼き、揚げシューマイ、カツオのたたき、ポテサラ、鶏の唐揚げ。
大衆居酒屋の定番がずらりとメニューに並んでいて、こんなお店どうしたって通ってしまうよねーと、梅田近辺にいる人たちを羨ましく思うほどいいお店でした。
さてさて、また仕事と制作の日々に戻ります。
15体は完成に近付いているけれど、あと何体できるかな…