“Smalt” exhibition
2023.05.16
去年URAMADONNA展でお世話になった福岡薬院にあるクレマチスの香さまにて、6月に2人展をさせていただくことになりました。
もう一人の作家さんは陶芸作家である神尾奈々さん。
@nanakamio
神尾さんの作られる作品は、宇宙から見た地球、それをまた少しずつ拡大して見られるような色質が神秘的な作風で、とても美しいのです。
2016年に神戸のMaduさんで展示をされていたこともあるんですよ。
お会いしたことのない神尾さんとはクレマチスの香のemiさんが引き寄せてくださったのですが、
2人展が決まってから、もともと神尾さんの作品のファンであったわたしからメッセージさせて頂き、
ゆっくりとした往復書簡のようなメッセージのやり取りで、色を探りあいながら進めている感じです。
タイトルの《Smalt》とは、
くすんだ紫みの青なのだそう。
Instagramでは少しずつ投稿していきますので、よろしくお願いいたします◎
[ “Smalt” exhibition ]
NANA KAMIO
@nanakamio
LAND WATANABE
@land.watanabe.works
2023. 6/18 sun – 6/25 sun
12:00-19:00
(土日祝18:00)福岡市中央区薬院1-8-20
kyoya薬院ビル501
クレマチスの香
@clematisnoka
初日と2日目に数時間ですが在廊予定です🍀
6月の展示に向けて
2023.05.07
風景がピンク色になってようやく暖かくなってきたかと思えば、大事な季節を飛び越えて夏が来てしまったのかと焦る、いやはやまだ5月。
今、6月の展示に向けて制作しています。
まだ情報解禁できないので詳細は追って―
憧れの方との2人展ということで、気合の入り方が尋常じゃないわたしです。
今回、とあるテーマをいただいて、初めて抽象画を描いています。
もともとデジタルやアナログ(水彩やクレパス)でイラスト制作をしていたので、キャンバスに描くのは3年ほど前の展示制作が初めて。
今までワタナベランドとしてあまり外に出なかった(ギャラリーなどに足を運ぶ勇気がなかなか無く、その上そういう場で自己紹介をするなんてもっての外だった)ために、最近お会いする方には「今までは何をされてたんですか?」と聞かれることが多くなりました。
それほどに無名だったけれど、仕事をしながらイラストデザインを細々と続けてきた、ただただ作ることを辞めずに続けてきた、というだけで、そんなわたしにお声を掛けてくださって数年前から実現しはじめた個展や企画展。
それは制作を続けてきたからこそ、そこに忘れずにいてくれた方々がいてくれたからこそ。
感謝の思いでいっぱいです。
抽象画は、水面に映る景色のようなもの。
見えそうで見えない、不確かな記憶に似た、でもそのうち何かにたどり着きそうな色彩。
そうやって、重ねた色に記憶を投影しながら描いています。
同時に、以前とは少し違う描き方で描いているのは水彩による花の絵。
何という花なのかはこだわらず、季節のない空想の中の花を描いています。
ハガキサイズの小さな作品だけれど、今回は珍しくフレームに入れることにしました。
作品数が多いので全部を入れての展示は無理そうだけれど、以前から好きだった画材店の副産物(額縁を作る際に出来る端材)で作られるフレームは、わたしの作品作りと似ている気がしてどうにか展示に使いたいと思っていたのです。
それも1つの出会いとして見ていただけたらな…
ウラマドンナも合わせて制作。
こちらは成形から乾燥、着彩、バーニッシュ、ナンバリングまで工程が多いので、今はまだ成形段階です。
展示とは関係ないのだけれど、アトリエ を5月末辺りに開放しようと考えています。
川西池田というところなので、馴染みのない方も多いと思いますが、実際に作品を手に取って見てみたいという方がおられましたら、ご連絡くださいませ。
駅からは歩いて20分ほど、車は2台ほど置けるスペースがあります。
LINE絵文字 第2弾も販売中です
2023.05.07
先月から、『毎日使えるシンプルでかわいいアート』LINE絵文字 第2弾も販売中です。
個人的には猫とドクロと羽がお気に入りです。
ぜひ第一弾と一緒に使って頂けたらうれしいです。
なんともひねりのない、説明臭いタイトル
LINEのスタンプや絵文字って、なんでこういうタイトルが多いんだろうと思っている方おられませんか?
でもこれ、検索に引っかかりやすいように、といった理由があるんです。
スタンプや絵文字ってたくさんのクリエーターさんたちが日々作っていて、すぐに埋もれてしまう。
だから、好きなイメージを検索して好きなスタンプや絵文字に辿り着きやすいようにしているんです。
かくいうわたしも、スタンプを作る際の注意点などを記載してくださっているHPでそのことを知ったのですが。
スタンプではなくどうして絵文字?
それは、絵文字をよく使う方はご存知だと思いますが、絵文字を単体で使うとスタンプのように使えます。
最近知ったのは、絵文字3つまでだと、LINEの吹き出しの中に閉じ込めずに使えるということ。
例えばこんな風に―
これは『17人のクレヨンナたち』と、『毎日使えるシンプルでかわいいアート1』をミックスしました。
乾杯してるように見えるかな?
これは、『毎日使えるシンプルでかわいいアート』1と2をミックスしています。
何となくニュアンスが伝わる使い方。
単体で使うとこんな風にスタンプとして。
この猫はわが家の愛猫コインをイメージして描いた子で、仏頂面がかわいいんです。
LINEのスクショの一番上のテキストは、普段散文を書くときの覚書なのでお気になさらず・・
第3弾もお楽しみに…!
ミニピアノから羽ばたく
2023.04.04
先日、初めてミニピアノに絵を描かせていただきました。
いつもお世話になっているhatao&namiさんの知人の方で、namiさんのご紹介から今回のお仕事に繋がったのですが、数年前にこのミニピアノの色違いを購入していたわたしにとっては特に驚きのお仕事でした。
ご依頼者様(chinoさん)からミニピアノが届いたときには、先にお聞きしていた好きなお色を基本に、何を描こうかなと思っていたのですが、chinoさんが初めてのミニピアノを手にして、そこから共に成長していったことを思うと、自然と大木が思い浮かびました。
大きな花を咲かせる大木は、最初は小さな木でした
それが大きくなり、花を咲かせ、鳥(主)が生息するようになりました
周りのいろんな色は音のイメージでもあり、この森の空気でもあります
そんなイメージをこのミニピアノに描かせていただいて完成したとき、何か好きな曲でも弾いてみようかと思ったのですが、主に真っ先に弾いてもらうのを楽しみにしているはずだと気づき、そのまま主にお送りしました。
描かせていただく前と描いている最中に、握手のように二音ほど鍵盤を叩いたのだけれど、わが家のミニピアノとは全く音が違っていて、少しこもったとてもやさしい音でした。
今回託していただいて、完成してお送りした後にその姿を写真で確認したときには、涙腺にきました…(写真3枚目)
今は別宅にいるらしく、演奏してもらえるのを楽しみに待っているようです。
とても貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
※chinoさんはKAWAIのミニピアノで演奏されている手の人でもあるんですよ♫
(個人的なご依頼のためKAWAIピアノとは関係はありません)
🎹 KAWAI ミニピアノサイト
chinoさんの別宅に届けてもらったミニピアノは、久しぶりに主に会えてなんだかうれしそう。
ちなみに、この木目のミニピアノは私物です。
LINE着せ替えも作りました
2023.03.24
👉 17人のクレヨンナ / 絵文字
👉 紫のクレヨンナ / 着せ替え
前編に続き、今回はクレヨンナ(クレヨンで描いた女性)の絵文字と着せ替えを作りました。
絵文字は、誰が使うんだ?はい、わたしです~という、ただただマニアックなものに。
着せ替えに関しては、わたしの作品には紫系が多いので、まず紫色を主体とした着せ替えにしました。
LINE着せ替えを作って思ったこと・・・
それは、色違いを簡単に作れないということ!
同じ素材で背景色が違うものが作れないんです…ビックリな上にトホホ…
なので、リジェクトされてしまった色違いを、これでどうだ!?と現在申請中です。
これが通れば数色は作れると思うので、紫色が苦手な方は少々お待ちくださいませ。
【3/25 追記】
黄色のクレヨンナの着せ替えもリリース出来ました。
👉 黄のクレヨンナ / 着せ替え