ワークショップ/オープンアトリエのお知らせ
2023.05.21
先日ちらっと書かせて頂いたのですが、気楽なワークショップを含めたオープンアトリエをしようと思います。
日時はちょうど再来週の6月4日㈰で、
アトリエは12時~18時までオープンしますが、ワークショップのスタートは、ゆる~くその方が始められたい時間で開始しようと思っています。
アトリエは見てみたいけどワークショップはちょっと…という方は、アトリエ見学・作品見学のみでもOKです🎵
ご質問がありましたら、お気軽にご連絡くださいませ✉️
❖アトリエオープン
・日時 / 6月4日㈰ 12:00~18:00
・場所 / 兵庫県川西市南花屋敷(JR川西池田から南西へ徒歩15分、隣の空き地に駐車スペース2台分有)
※ご予約のDMを頂きましたら、住所をお伝えいたします。
●ワークショップ内容(予約制)
『絵葉書を描こう!』初心者向け
誰かに贈るためのグリーティングカードのような絵葉書を作りましょう!
切手をご持参いただきましたら、完成後、近くのポストに投函していただけます📪
[料金]
・ご自身で画材や道具をご持参いただいた場合…500円
・アトリエにある画材や道具で描かれる場合…1,000円
※ポストカード用紙はこちらで数種類ご用意いたします。
※アトリエにある画材は、アクリル絵の具、アクリルガッシュ、透明水彩です。
アトリエについて―
当アトリエは、1階が作品展示、及びワークショップの会場となります。
2階にお手洗いがあり、水を汲むのも捨てるのも2階、トイレはそのすぐ横にありますが、汲み取り式のため最後はバケツで流す原始的なトイレとなります。
段差も多く、不便な部分はありますが、そういったところも含めて楽しんでいただけたらと思っています。
6月の展示に向けて
2023.05.07
風景がピンク色になってようやく暖かくなってきたかと思えば、大事な季節を飛び越えて夏が来てしまったのかと焦る、いやはやまだ5月。
今、6月の展示に向けて制作しています。
まだ情報解禁できないので詳細は追って―
憧れの方との2人展ということで、気合の入り方が尋常じゃないわたしです。
今回、とあるテーマをいただいて、初めて抽象画を描いています。
もともとデジタルやアナログ(水彩やクレパス)でイラスト制作をしていたので、キャンバスに描くのは3年ほど前の展示制作が初めて。
今までワタナベランドとしてあまり外に出なかった(ギャラリーなどに足を運ぶ勇気がなかなか無く、その上そういう場で自己紹介をするなんてもっての外だった)ために、最近お会いする方には「今までは何をされてたんですか?」と聞かれることが多くなりました。
それほどに無名だったけれど、仕事をしながらイラストデザインを細々と続けてきた、ただただ作ることを辞めずに続けてきた、というだけで、そんなわたしにお声を掛けてくださって数年前から実現しはじめた個展や企画展。
それは制作を続けてきたからこそ、そこに忘れずにいてくれた方々がいてくれたからこそ。
感謝の思いでいっぱいです。
抽象画は、水面に映る景色のようなもの。
見えそうで見えない、不確かな記憶に似た、でもそのうち何かにたどり着きそうな色彩。
そうやって、重ねた色に記憶を投影しながら描いています。
同時に、以前とは少し違う描き方で描いているのは水彩による花の絵。
何という花なのかはこだわらず、季節のない空想の中の花を描いています。
ハガキサイズの小さな作品だけれど、今回は珍しくフレームに入れることにしました。
作品数が多いので全部を入れての展示は無理そうだけれど、以前から好きだった画材店の副産物(額縁を作る際に出来る端材)で作られるフレームは、わたしの作品作りと似ている気がしてどうにか展示に使いたいと思っていたのです。
それも1つの出会いとして見ていただけたらな…
ウラマドンナも合わせて制作。
こちらは成形から乾燥、着彩、バーニッシュ、ナンバリングまで工程が多いので、今はまだ成形段階です。
展示とは関係ないのだけれど、アトリエ を5月末辺りに開放しようと考えています。
川西池田というところなので、馴染みのない方も多いと思いますが、実際に作品を手に取って見てみたいという方がおられましたら、ご連絡くださいませ。
駅からは歩いて20分ほど、車は2台ほど置けるスペースがあります。
bye bye Land という名の
2022.10.02
空き家だった家に、先日制作道具や作品の在庫を運び入れ、制作を再開しました。
ここは3年前まで、NOMAというギャラリー兼事務所だったところ。
わたしがここ川西に引っ越してきた2年前、この辺りにギャラリーはないのかと検索して、やっとその情報に辿り着いた頃には、残念ながらすでに閉店されていました。
いろんなイベントもされていてすごく素敵だったのにな…と諦めて1年ほど過ぎたころ、自宅の制作部屋を手狭に感じ出したので、近くで格安の空き家や倉庫はないかと探しはじめ、そういえばあのギャラリーだった建物は今どうしているのだろうと思い出したのです。
それから数カ月経った先日、なんとNOMAのオーナーであったニット作家である能勢麻由美さんにお会いしてきました。
@nose_mayumi
それまでに何度もDMで連絡を取らせていただき、あの頃の物件の状態や、どんな風に使われていたのか、能勢さんご夫婦や仲間たちとどのようにギャラリーにしていったのか、お会いするまでにもそういった話をたくさんお聞きすることが出来ました。
ただ、「あの建物はかなりユニークでワイルドなので、無理はなさらず」と書いて下さったのに、わたしは逆に後押しされ、最終的にここを借りることにしたのです。
NOMAさんが出来るまでと出来てからのことを、とてもあたたかく丁寧に綴られているので、ブログもぜひ読んでみてください。
【 NOMA blog 】
お会いしたときにはすでに物件を契約していたけれど、加えてそれまでのこの建物や、住んでいる川西の土地柄の話もさせていただきました。
この日、初めましてだったけれど、わたしが話すことを先読みしているかのようにすぐに理解してくださることの安心感・・・不思議でした。
能勢ご夫婦は今、徳島と川西の二拠点生活をしておられて、今徳島に次のNOMA(宿泊可)を作ろうとされています。
それまで何の縁もなく、兵庫県の川西ってどこ?というくらいだった土地で、こんなご縁をいただけたこと、ほんとうに嬉しく思います。
家族や知人に話してもただ廃墟としか言われないけれど、愛情いっぱいにDIYされ、10年近く使ってもらって、ギリギリ耐えた建物(築73年ほどで、震災時には被災者が住んでいたらしいです)、ある工務店さんからは「直す価値はないと思いますよ」とまで言われたけれど、わたしには愛おしく感じる建物。
そして先住の蟻や蜘蛛も同じく、愛おしい存在だなと感じます。
トイレは汲み取り式(ようやく慣れましてん…)、下水が引いていないので裏の川に流れる、雨漏りや天井のコンクリの剥がれも酷い。
なので来週(インスタ投稿時は9月10日)は段階的に、鉄板屋根の部分の応急処置的補修をします。
余裕が出来たら、作品を直に見ていただけるように予約制でオープンしたりもしたいなと思っています。
この作業場の名前は『bye bye Land』。
生きとし生けるものの魂は最終的にこの星を離れる、そして培養物になるという意味で付けました。
今後、廃棄するものを使っての制作も進めていきたいと思っています。
ということで長くなってしまいましたが、今後はこの建物と戯れながら制作のご報告をしたいなと思います🌈
近所の景色。
ここも空き家なのかもしれない。
寮の裏手の公園。
アトリエの前の道は草花がたっくさん!
【追記:10/02】
明後日は天井のもう片方、陸屋根の応急修繕をします。
天井からはモルタルの欠片や粉がたくさん落ちてきていて、今この部屋は実質使えていないけれど、雨漏りをどうにかしたら次はモルタルが落ちて来る天井を直して第二の展示室にしたいな。
FREE LAND -by product-
2022.03.27
本日より、インスタのストーリーの背景に使えるフリー画像を、インスタの作品アカウントの方で不定期でUPしていきます◎
去年の末、制作から生まれる副産物などを利用して新たな作品作りをする試みを今年中にカタチにしたいなと、そんな投稿をしました(現在はアーカイブしています)。
その一環として、今日から不定期ではありますが、作品作りのあいだに生まれる絵の一部(制作過程のものや完成したもの)や紙の質感などの写真をストーリーにUPし、それをいつでも皆さまがスクショしてフリーでお使いいただけるように、ハイライトに保存していきます。
※画像の最下部には Free © Land Watanabe を入れています
今はほんとうにたまにしか更新していませんが、2000年からNight on the Planetというフリー素材サイトを運営していて、制作過程の写真などもある意味では副産物なんじゃないかと気づいたとき、ストーリーの背景素材として使って頂けたら素敵じゃないか!と、そう思いついたのです。
ストーリーって、写真を使わずに説明や感情など、文字だけ載せたいときってありますよね。
そんなときに、気持ちに合わせて使ってもらえたらうれしいなぁ。
【使い方】
◦ハイライトの『FREE LAND』から、お好きなストーリーをスクショして、ご自身のストーリーの背景にお使いください。
◦スマホの壁紙にもお使いいただけます。
Since the other day, I have posted a free background on my Instagram on an irregular basis that you can use in the story (highlight).
Originally, the unfinished picture of the production process and the texture and color of the enlarged photo taken after completion were as beautiful as a coincidence product, and I thought this could be used as a by-product of art.
You can leave the copy light Free© Land Watanabe as it is and use it for free, so please save a screenshot from the highlights and use it anytime.