In the land of LAND / Solo Exhibition
2021.09.27
in the land of LAND / Solo Exhibition
2021.11.9(tue)~11.28(sun)
この秋、toiroさんにてワタナベランドとして地元神戸での初の個展をさせていただくことになりました。
わたしは今まで企画展などに参加させていただきながらもほぼ無名に等しいので、どんなものを作っているのか知っていただきやすいように、今回の個展のために制作したものを並べて、DM用の写真を撮影しました。
まだまだ表現の模索途中。
一生終わらない作業なのだと思います。
そして、toiroさんではお菓子の人ともコラボさせてくださっていて、会期中はcafe Selenさんのお菓子をご堪能いただけます。
お菓子の味や香り、静かな空間の陰影、そしてわたしの作品も楽しんで頂けたら幸いです。
cafe+space+gallery
toiro ⌂web650-0011 神戸市中央区下山手通3丁目2ー14林ビル3F 東 (map)
Open / 12:00-19:00 (closed/ monday)
- P r o f i l e -
美術学校を卒業して以来、ツールにこだわらず何かを作り続けています。
紙や布、粘土など身近な素材で作り続けるのは何故なのかと考えたとき、常に憧れを形にしていたかも知れないと気づきました。
例えば金属の金を使うわけでもなくそれが画材の金色であったり、陶器ではなく粘土、プラスチックではなく蝋引きした紙など。そこには憧れが憧れのままで、金も陶器もプラスチックも本物でなくていい、絵画の中に在る人物もカーテンも花も全てが絵具で作られているのと変わらない。『絵画』という一番シンプルで誰もが触れたことのあるアートを、わたしはそのときにいいと思ったツールで立体も平面も『絵画』として作っていたのだなと。
憧れを模した実在しない虚像は、実物よりも遥かに確かなものとなって記憶に残るのだと思います。