Tag Archives: ウラマドンナ

『Smalt』展を終えて

2023.06.29

クレマチスの香

先日、クレマチスの香さんでの『Smalt』 展が終了しました。

ご来店くださった方々、お会いしてお話ししてくださった方々、お迎えくださった方々-

クレマチスの香のemiさん、スタッフのマオさん、fic jewelryのyumさん―

今回ご縁を頂いた憧れの作家さんである神尾奈々さん―

本当にたくさんたくさん、ありがとうございました。

クレマチスの香

神尾さんの作品は、初日の15時にお伺いした時点でほとんどなくなっていて、めざとく2点を取り置きしていただきました。
(まだ手元にないのでその作品についてはまた後日-!)

クレマチスの香

昨年より空間がグッと広くなったクレマチスの香さん。
その分、わたしも今回いつも以上にたくさん制作させていただきました。

今回、『Smalt -くすんだ紫みの青- 』というタイトルだったので、わたしの感じる色を、MINAMOと名付けた抽象画にのせました。
目をつぶると瞼の裏に見えてくるゆらゆらと移ろいゆく水面のような、不確かな記憶に似た景色たち―
そんなイメージをもって描きました。
いつもより鮮明な色味のものが多く出来上がったのは、色を感じようと強く思っていたからかも知れません。

クレマチスの香

水彩画は、いつものように花瓶と花を描いたものと、3本毛(正しくは雄蕊)の生えた頭の大きなお花などを。
3本毛のオバQのような花たちは、金色の雄蕊が王冠のようにも見えて、なんとなく愛着のわく子たちになりました。

クレマチスの香

ウラマドンナは、今回色味を抑えたやさしい雰囲気の子が多かったと思います。

 

◎経年劣化について質問があったのでこちらでもお伝えします。
使用しているアクリル絵の具は退色がほぼなく、使用しているニスなども、10年ほど経過を観ていますが変わりません。
ただそれ以上となると、もしかするとニスが黄色く変色してくることがあるかも知れませんが、劣化ではなく変化と捉えて頂ければ嬉しいです。

クレマチスの香

そして、今回リクエストを頂いて約7年ぶりに制作したKao。
また作りたいな。

そして、子供が作ったとしか思えない、神尾さんの作品をオマージュして作ったミニチュア作品。
これは、神尾さんの作品が手元にないわたしがどうしてもコラボしたかったので、余った粘土で作ったものです。
ついでに、猫とかワインとかレモンとかも。
ウラマドンナと並べると、おままごとのようになってしまいました。笑

クレマチスの香

 

去年お会いしてお話しさせていただいた方と再会できたということ、何とも言えない嬉しさがこみ上げました。
初めましての方ともたくさんお話しさせていただけて、ただただ幸せな在廊時間を過ごさせていただきました。
ほんとうにありがとうございました🌈

6月30日(金)まで、@clematisnoka_stock さんにて通販してくださっています。
ぜひ、見逃した!という方はご覧くださいませ。

クレマチスの香

今回購入させていただいた神尾奈々さんの作品と、ficは、後日ご紹介しますね◎

クレマチスの香

『まやかしサーカス団』

2022.09.28

まやかしサーカス団
 
以前よりお世話になっている大阪のranbuさんにて、この10月の企画展に参加させてさせていただきます。
 
タイトルは、『まやかしサーカス団』。(10/12 wed〜10/30 sun)
 
この7年ほど作っているウラマドンナも、最初はヒトという名前で、ranbuさんに出展させていただいていました。
そのときの企画展の名前は”真夜中のサーカス”。
そこから派生して、裏窓の物語がスタートしたのがウラマドンナの始まりです。
 
でもその物語には起承転結もなく、螺旋のように、はたまた延々と同じところを巡っているようにー
そんなデジャヴのようなストーリーを、プロセスとして表現できたらと思いました。
 
その他、小さな粘土作品や紙物も出展予定です。
お近くに来られることがありましたら、ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです🌈
 


いつのまにかやってきて

いつのまにか去っていく

彼らの名は「まぼろしサーカス団」

夢かまぼろしか?

曲芸師は見事なアクロバットを披露し、

ピエロは笑いを絶やさない。

酔っているのはお酒か鳴り止まないこの音楽か

夢かまぼろしか
 
【参加者】  ワタナベランド/a69/marie/tone 

 

ranbu / 大阪 ⌂WEB

期間:10/12 wed〜10/30 sun
Open:12:30〜19:30
Closed:Tuesday
Instagram :@ranbushop

個展を終えて

2021.12.01

神戸での個展、終了いたしました。

3週間という短くはない展示期間。体感的にはあっという間でした。
でも、気持ちの上では時間軸が違っていて、toiroのオーナーであるまささんとの出会いからの長い年月が3週間の中にたんまりと凝縮されて、最終日に、長い道のりを歩いてきたような感覚になりました。
これからだって道はまだまだ続くけれど、来た道を初めて振り返り、こんなにも歩いてきたのかと。
感慨深い中、搬出作業をしました。

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多面体

2018.01.23

すごい変化ですねと、いつも言ってくださるranbu(大阪)さんのオーナーである榎園さん。

作品は確かに変化している、し、もっと頭の中にあるイメージに近づけたいと思うのだけれど、実はまだまだ近づいていません。

またスローペースながら、今年も制作をはじめました。

 

実は、鏡を使って自分の作品を撮ることがなんとなく好きだなーと気づいたここ最近。

上の写真は、1人の人が鏡を見ているのだとわかるけれど、下の写真になると、鏡ではなく、人が2人いるように見えませんか?

向こう側の人はこちら側の人を見、こちら側の人は、わたしたちの方を見ているようにさえ見える。

錯視でもないのに、この人の右目はどこに向いているんだろう…

わたしだけの感覚かも知れないけれど、こういうのって大好きなサスペンス映画の何かみたいでワクワクします。

日頃、鏡は目の前のものを映しているだけなのに、すごく不思議なアイテムだと感じます。

お前は何を見ようとしている?何を見ている?目の前の自分を本当に見ているのか?と―

自問自答するものなのかな。

 

誰かの態度や言動が悪い意味で気になったとき、実は自分に原因があったということがあったりします。

そういうことに気づくにはまず鏡を見てみること。

相手のそういった態度などが少なからず自分にも原因があったと気づくことができれば、今度同じようなことが起きたときも、同じ対処ができる。

まずは人ではなく自分のことを知ることが大切なのだな、と。

比喩でもあるけれど、鏡を見ること・使うことは、そういう意味でもあるのだと思います。

 

気づいたときがはじまりのとき。

さてさて、今日はどんな顔をしているのかな―

個展がはじまりました

2017.12.17

ウラマドンナ集合

ブログでのお知らせが遅くなってしまいましたが、クリスマスの12日前、テーブルに乗せたパレードが始まりました。

場所は、大阪にあるranbuさん。

冬のきりりとした空気に似合う子たちができたかなと思います。

クリスマス前に生まれたウラマドンナたちの顔をぜひ見に来ていただけたらうれしいです。

 


Extra Parade | Land Watanabe Exhibition
2017.12.13(wed)~12.25(mon)

 

ranbu

⌂ http://ranbu-hp.com/

営業時間/12:30~19:30

定休日/火曜日

〒531-0075 大阪市北区大淀南1-4-20長谷川ビル301 (map)